皆様はじめまして!エーショー西郷と申します。
私は昨年(2024年)6月、35年間務めた組織を早期退職し、現在は「複業家」として、「清掃見習い」として、そして「散歩案内屋」としてこのブログを筆頭に、ウェブサイト、noteなどで発信をしながら活動しております。

高校卒業後、35年間同じ仕事だけをしてきて、文章スキルも乏しければ、他に特段取り柄のない人間です。
それでも30代半ばに、mixiで散歩コミュを開始し、17年間運営を続けました。3日坊主がちな私にとって、この散歩コミュの活動は数少ない継続できているものです。
昨年8月(2024・8)一度ブログを立ち上げたのですが、「毎日更新しなくては」という気持ちだけ先走ってしまい、色々あれもこれもととり上げ過ぎて、収拾がつかないものになってしまいました。
加えて、アドセンス登録をしていたのは手違いで解除してしまい、「だめだこりゃ」となり、一度閉鎖して再度作り直そうと決意しました。今年の2月初旬のことです。
このような私がこのブログやWebサイト、noteなど複数の媒体を発信しているのは何故か?そして自分は何を目指しているのか?それらについて語っていきます。
勤め人としての葛藤、そして早期退職
幼いころから「不器用だ」と言われ続けた私は、実際に不器用な面が多いものの、その言葉に委縮し、次第に頑なな性格になっていきました。
高校卒業後に国家公務員となった際も、周囲から「お前は堅い仕事が向いている」などと言われ、「そうなのか」と思い込む一方で、抵抗感を抱きながらも反論できない自分にコンプレックスを感じていました。
35年間の国家公務員生活は決して悪くはありませんでした。しかし、自分の意志ややりたいことを貫けず、ただ勤め人を演じてきただけではないか――そんな思いが募っていきました。
そんな中、30代半ばで始めたmixiの散歩コミュを17年間運営できたことは、ささやかな誇りです。参加者や共同運営者の支えがなければ続けられなかったでしょう。継続が苦手な私にとって、この散歩コミュの存在は大きな支えとなっています。

それでも40代、50代になるにつれ、「定年まで勤め続けるだけの人生で本当によいのか」と考えるようになりました。
私は学生時代から同年代と同じペースで物事を進めるのが苦手で、常に遅れや劣る面が目立っていました。仕事でも同様で、出世を望んでいなかったものの、周囲がスムーズに業務をこなす姿を見て、うまくできない自分を情けなく思い、後ろめたさを感じていました。そのため同期と打ち解けることができず、人間関係の弱さが組織内で最大のコンプレックスとなっていました。
このコンプレックスから逃れ、人間関係を気にせず生きたい――そう思う気持ちは、コロナ禍が明けた2023年頃から強まっていきました。
そうした中、とあることがきっかけとなり、2024年夏に早期退職をすることになりました。
これからの人生は自分で決める
2023年12月、居心地の良かった職場から突然の異動を命じられました。きっかけは、ある人が「この部署にいたくない!課長と合わない!」と人事課に掛け合ったこと。その結果、その人は希望通り異動し、私は交換要員として異動させられました。つまり、誰かの希望を叶えるために、私は犠牲になったのです。
こうしたことは会社組織では珍しくありません。若い頃なら我慢したかもしれませんが、今回は違いました。腹が立つと同時に、ある思いが湧き上がったのです。
「これを機に早期退職するか」
当時53歳の私は、早期退職制度を利用すれば定年まで勤めた場合とほぼ同額の退職金を受け取れました。しかも、この割増退職金は年々減っていきます。さらに、我慢して残ってもまた異動の不安に悩まされるでしょう。
「我慢し続けた人生に、ここで一度ピリオドを打つか」
少々大げさな表現ですが、異動から2か月後、私は課長に早期退職の意思を伝えました。そして5月末に最後の出勤を終え、残りは年次休暇の消化に充て、6月30日をもって退職しました。
振り返れば、私はこれまで大きな決断をしたことがありませんでした。常に流されるままに生きてきた私にとって、今回の決断は人生で最大にして初めての決断だったと思います。
しかし、この決断は誰にも相談せず、自分ひとりで下しました。だからこそ悔いはありません。たとえ生活に困ることがあっても、後悔することはないはずです。私は将来どうなるかよりも、自分の意志で人生の区切りをつけることを優先しました。その思いのほうが強かったのです。
その先のことは、そのとき考えればいい。最低限の生活の保障だけは確保しましたが、それ以降については、これからじっくり考えていこう――そう思っています。
働き方、稼ぎ方の模索だけの半年間
そうは言っても、退職後は「まず稼ぐ方法を確立せねば」と焦る気持ちがありました。クラウドソーシングに登録し、副業相談を受け、「動画編集」を勧められました。さらに「スクール」への入学を斡旋され、55万円の入学料を払い、「稼ぐためなら何でも!」という気持ちで始めました。
その後、タイミーで単発バイトを繰り返し、副業講座にも参加。「不労所得を作ろう」と勧められ、何度か講座を受けました。
しかし…そんなに甘い話ではありませんでした。
「不労所得」の正体は「ネットワークビジネス(マルチ商法)」の斡旋でした。怪しいと感じたため、頃合いを見て辞めました。
また、動画編集も結局は挫折しました。8月から受講を始めましたが、課題を提出し指摘されるだけの繰り返しで、大きなスキルアップにはつながりませんでした。12月から営業をかけることになりましたが、やり方は単なる「数撃ちゃ当たる戦法」でした。それでも1件だけ継続案件を得ましたが、報酬は1件500円程度で、とても生計を立てられるものではありませんでした。
とはいえ、動画編集のスキルは身についたので、稼ぎに直結しなくても応用は可能です。すべてを失敗と思う必要はないのかもしれません。
そんな中、クラウドソーシングで応募した旅行会社のオンライン事務は、10月から始めて今日まで継続しており、最近では新たな業務も任されるようになりました。まだ稼ぎは大きくありませんが、ここで信頼を得られれば、次の段階(正社員の道も)に進む可能性があるかもしれません。
また、タイミーで募集していた清掃業のバイトに関しても、継続雇用の声がかかり、3月から始めることになりました。朝6時から9時半までの早朝バイトですが、やりがいがあり、清掃は大変ですが工夫次第で色々なことを試せ、さまざまなスキルが身に付きます。この業者からも正社員としての雇用の可能性があるようなので、当面は継続しながら様々な手法と経験を積み重ねていきたいと考えています。
さらに、タイミーで別の清掃業も継続しており、ここから「ほかの案件もやってほしい」と声をかけられました。まだどうなるかはわかりませんが、継続できる限り続けていきたいと思っています。
とはいえ、この半年以上、私は「目先の稼ぎの手段」構築にほとんど時間を割いていました。実を言うと、このブログの運営もその一つでした。毎日の更新だけを目指し、内容が杜撰で、徒労な日々を送っていたのです。
本当にやりたかったこと、やりたかったこと
早期退職をしてやりたかったことは、本当にこのようなことだったのでしょうか?非常に疑問を感じている今日この頃です。
本当にやりたかったことは、下記に列挙するようなことではなかったのか?
☆ 1週間から10日間、日本縦断的な旅行
☆ あるいは、韓国か台湾への旅行
☆ 様々な勉強・読書をしたい
☆ 散歩人として様々な場所を歩きたい
☆ 低山ハイキングやBBQ、パーティーなどを仲間たちとしたい
☆ 上記の活動をブログやWebサイトで披露したい
☆ 自分の気持ちや行動、葛藤をブログやnoteで披露したい
☆ 上記の活動を「動画編集」を生かしてYouTube動画でアップしたい。
とりあえず、3月8日時点の私は「旅行会社のオンライン事務」と「早朝清掃バイト」の2つを最低限(本当に最低限💦)の収入源として確保できました。これはこれで継続しながら、更なる飛躍を目指しています。
その上で、本当にやりたいことをやるための早期退職ではなかったのか?そして、それができる条件が今は整っているわけです。
ならば、やりたいことをやりましょう。稼ぎは度外視しても、やりたいことはやれるし、やらないと後悔するから。
そして、このブログ復活・再開設もその一環なのです。
旅行や散歩の時のエピソードや、時には案内も兼ねた記事を披露したいと思っています。自分が生活する中で経験したこと、学んだことや知識などもシェアしたいですね。さらに、自分が仕事などで経験したことや失敗談を披露し、それが皆さんに役立てられれば嬉しいですし、その失敗談を笑ってくれることもまた嬉しいです。
そういった積み重ねができるブログであれば、それが一番良い形なのかなと感じています。
複業家であり散歩案内屋
私は今、最低でも2つの仕事を行っています。「清掃バイト」と「旅行会社のオンライン事務」です。この段階でも2つの仕事をやっているわけで、いわば「複業」状態です。それは、ここまで35年間一つの仕事だけをやってきた私にとっては貴重な経験なのかもしれません。
それに加え、動画編集を駆使しての仕事や、こちらの「WordPressブログ」「note」などで書くことで収益を得ることを目指しています。その他にも単発バイトも時折行おうと思います。やってみたいことがたくさんあり、それらを含めた「複業家」として生きたいと思っています。
そして、私がずっと行っている「散歩コミュ」は無償で行っていますが、この「散歩案内屋」としての自分もさらに構築していこうと思っています。このコミュを有償化にするつもりはありませんが、自分の散歩のスキルや経験が、もし役立てるときが来ればと思っています。それは稼ぐことでも、ボランティア的なことでも、もしそういうお誘いがあれば嬉しく思います。
「複業家」「散歩案内屋」加えて「清掃見習い」、今の私は何かと言われればこう答えます。
これからもよろしくお願いします。
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