私は、先日のブログでも書いたように、早期退職後のこれからの人生を「複業家」として歩んでいこうと考えています。
しかし、それは決して簡単なことではなく、たびたびつまずいています。収入も安定せず、どうしても目先のことに振り回されがちです。先月もその影響で大きな失敗をしてしまいました。

そして、この目論見が必ずしも成功する保証は全くありません。これからもその実現に向けて邁進していきますが、日々の生活もあるため、あまりにも目途が立たないようであれば、その時は複業家を断念し、就職先を探して職に就く道を選ぶつもりです。
そうならないために、この4月からさまざまなことに取り組み、準備に充てていこうと考えています。そして、私が目指す「複業家」とは何なのか――それについてお話ししていきます。
何故複業家を目指すのか?

私が「複業家」にこだわる理由は、これまで単一の仕事に依存してきたからです。今後は一つの仕事に頼らず、自由で柔軟な生活を送りたいと考えています。昭和から平成初期のような年功序列で安定した収入を得られる時代は終わり、収入源の確保方法も多様化しました。安定だけを追い求めるのは、むしろ危険だと感じるようになりました。これからの時代は、自分の得意分野や興味を活かして、複数の仕事を持つことが重要だと思います。
早期退職を決意した理由の一つは、自分の価値観を見直すことでした。安定した生活基盤も大事ですが、今後は自分のペースで働き、意味のある仕事をしていきたいと考えました。複業家としての生き方は、その実現方法の一つだと感じています。
また、複業を持つことで収入源が分散され、経済的リスクを軽減できる利点もあります。目先の不安に振り回されず、自分の興味を追求しながら働く自由を手に入れれば、充実した人生が送れると確信しています。さらに、複業家として活動することで、スキルや知識を広げ、自己成長にも繋がります。各仕事に新たな視点を持ち、挑戦し続けることで自分を成長させることができるのも魅力です。
こうした理由から、私は複業家を目指し、これからの人生を自分の手で切り開こうと決心しました。しかし、実際には仕事をこなすことが容易ではなく、断念した仕事もいくつかあります。
複業家を目指すメリット

複業家として生きていくうえで、どのようなメリットがあるのかをまとめてみました。
収入源が多様化する
複業を持つことで、収入源が複数に分かれます。これにより、一つの仕事が不安定になった場合でも、他の仕事で補うことができ、経済的なリスクを軽減できます。スキルや知識が広がる
異なる分野で仕事をすることで、多様なスキルや知識を習得できます。これにより、柔軟に対応できる力が身につき、成長を実感できるでしょう。時間や場所に縛られずに働ける
オンラインでできる仕事や、柔軟な勤務時間が可能な副業を選ぶことで、働く時間や場所の自由が増えます。これにより、自分のライフスタイルに合わせた働き方が実現できます。自己実現やモチベーションの向上
自分が本当にやりたいことや興味がある分野に取り組むことで、仕事が単なる「生活のため」ではなく、やりがいや充実感を感じられます。このようなモチベーションの向上は、生活全般にも良い影響を与えるでしょう。ネットワークや人脈が広がる
複数の仕事を持つことで、異なる業界や職種の人たちと関わることが増え、新たな人脈を作ることができます。これにより、ビジネスチャンスが広がったり、新たな学びを得ることができます。
複業家のメリットは、収入源の多様化で経済的リスクを減らし、スキルや知識を広げて自己成長できることです。柔軟な働き方ややりがいを感じながら働ける自由が得られ、ネットワークも広がります。
複業家を目指すデメリット

複業家を目指す腕は必ずしもいいことばかりではありません。次に、そのデメリットに目を向けます。
時間の管理が難しくなる
複業を持つことで、仕事の量が増えるため、時間の管理が難しくなります。全ての仕事をこなすために労力を割かなければならず、時間的な余裕が減る可能性があります。疲れやストレスが増える
複数の仕事をこなすことは精神的にも肉体的にも負担がかかります。仕事の切り替えが頻繁になるため、疲れやストレスを感じることが増え、健康管理が重要になります。仕事のクオリティが低下する可能性がある
複業をしていると、どの仕事にも十分な時間とエネルギーを注ぐことが難しく、仕事のクオリティが低下することがあります。結果的に、どちらの仕事も満足のいく成果が出せないこともあります。社会保障などの面で不安がある
複業をしている場合、特にフリーランスで働いていると、健康保険や年金、税金など、社会保障に関する管理が煩雑になりがちです。これらの管理をしっかり行わないと、後々問題が生じる可能性があります。モチベーションの維持が難しい
いくつもの仕事を同時にこなすことで、最初の意気込みを維持するのが難しくなることがあります。どの仕事も満足にこなすことができず、焦りや無力感を感じることがあるかもしれません。
複業家のデメリットは、時間管理が難しくなり、疲れやストレスが増えることです。また、仕事のクオリティが低下する可能性があり、社会保障の管理も煩雑になります。モチベーション維持が難しくなることもあります。
自由である分、うまくいなかければそれだけ仕事にとられる時間が増えてしまうのです。動画編集でクライアントの要求に応えようとしたときがまさにそれでした。まだスキルが十分ではなく、対応する時間が大幅にかかってしまったのです。
私が目指す道

最後に、私が目指す複業家は、以下のような形です。
- 散歩案内人:地域の歴史や文化を交えて、地域の魅力を発信する散策ガイド。自分が主催している散歩コミュの活動を中心に、散歩の魅力、散策した場所の紹介をする。
- 初老執筆屋:人生経験を生かし、社会や文化について執筆を通じて発信するライター。noteやこのブログを中心に書いていく。
- オンライン事務屋:リモートで多様な事務業務を支援し、効率的に業務をサポートする。今は旅行会社のオンライン事務を行っており、更なるパソコン実務の向上を図る。
- タイミー駆使清掃人:タイミーなどのギグワークを活用し、必要な場所でフリーランスの清掃業務を行う。
- 自由発信人:ブログやSNS、あるいは作成した動画(動画編集)を通じて、自分の考えや情報を自由に発信し、影響を与える。
これらの活動を通じて、自由で柔軟な働き方を実現し、充実した人生を送ることを目指しています。
本音を言えば、何か一つ核となる「本業」を見つけたうえで、様々なものを「副業」的に行うことで「複業家」を目指していきたいのですが、それが出来ず早期退職をしました。というのも、私が属していた組織は基本的に副業が無理でして、掛け持ちで仕事が出来なかったからです。

現在、私は本業がない状態で複業家を目指しているため、非常に不安定な状況にあります。何かを確立しないと、この状態から抜け出すのは極めて難しいことを感じています。弱音を吐いてしまうこともありますし、安定した収入に憧れるのも事実です。
そのため、まだまだ先行きは不透明ですが、少しでも前に進むために精進していきます。このブログを書いているのも、その一環です。収益化に繋がるよう、頑張っていきます。
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